iPad Pro(アイパッドプロ)

 『アップルの回し者』では決してないのですが(笑)。

 年月をかけて練り上げられ、作り上げられたものは素晴らしいと思います、と言うことで今日は、僕が使っているiPad Proについて、お話ししたいと思います。

 初代のiPadは、2010年に発売されました。さきほど、『年月をかけて練り上げた…』と申しましたが、iPadが誕生して10年ちょっとです。iPadは小型のコンピュータですから、それほど大昔からあるものではありません。しかし、日々開発が進む電子機器としての性質、宿命とは言うものの、ほぼ毎年改良を重ねて新製品を供給し、追随するライバル製品を凌駕し続ける努力とノウハウの蓄積は、感嘆に値すると僕は思います。

 ここ数年の買いモノのなかで、もっともよく使い、その使い勝手がよく、シーンを選ばずよく働き役に立ち、そして最も満足させてくれる、それがiPadPro(以下、iPad)です。

 僕はこのiPadを、2019年の3月に買いました。買ってからほぼ2年が過ぎましたが、今も本当に重宝していて、これがなければ、かなり不自由な(かなりつまらない)一人暮らしになることは間違いありません。

 でも、ときどき思います。本当は人間の暮らしには(大袈裟ですが)、こんな便利なものはなくてもよい、いや、ない方がよいのではないかということです。確かに、その方がいいのかもしれません…。つまり、これは技術の進化の、人間が到達する”頂”への何合目かの踊り場に、確実に立った製品だと思うのからです。ふとそんなことに思い至ると、つい、いろいろなことを考えてしまうのですが。それはまた別の機会に。

 まあ、それほど、このiPadは便利で、一人暮らしを楽しくしてくれる、すごいマシンなのです。

 僕のiPadは、2018年11月に発売された『iPadPro3』、大きさ12.9インチ、HDの容量256GBの、Wi-Fi+セルラーモデルです。この本体、値段は確か…13万円くらいだったと思います。この本体に、純正のスマートキーボードが約2万円、アップルペンシルが1万円で、結局、合計16万円くらいだったと記憶しています。『Wi-Fiモデル』か『Wi‐Fi+セルラーモデル』か、については、少しだけ迷いましたが、後者にしてよかったと思っています。なぜなら、iPadは、どこにでも持ち歩くものだからです。携帯電話と同じです。通信は、僕は『iij mio』の格安simを利用しています。どこでも見られるのは、ストレスフリーです。

 最も、値段は合計すると結構なコスト高で、高性能なノートパソコンも十分買えます。しかし、その値段に見合う価値は、十二分にあったと思っています。

 僕はこのiPadでやっていることを以下に記してみます。web検索、各種メール、マップ(GoogleルマップやGoogle earth)や各種アプリはもちろんなのですが、メインの項目を、少し細かくご紹介させてください。

観る動画ー YouTubeを観る時間が飛躍的に伸びました。

映画・ドラマなど― Amazonプライム、ネットフリックス(娘に頼まれて申し込みましたが、楽しめます。いつのまにか家内も使っています)を利用しています。 

写真(とその現像)ー Lightroom(アプリ)などで、軽く写真編集も楽しいです。

撮る動画ー イベントなどで撮影するときなど、画面が大きいので、場面を確認しながらの撮影が、一眼レフカメラと比べてとても楽です。

テレビー 自宅(関西)に置いてあるブルーレイレコーダー(パナソニックのDIGA(ディーガ))に、『どこでもDIGA』という宅外視聴の機能がついていて、その機能を利用して、テレビやDIGAで録画した番組などを宅外で、旅行先や出張先でも観ることができます。僕はこのiPadで、東京で観ています。東京にいながら、朝はNHKの『おはよう関西』を観ていることになり、不思議な感覚になります。補足ですが、このアプリは、PCでの利用はできないようです(2021年4月現在)。

本ー Kindle unlimitedを利用しています。無料本もそれなりに楽しめますし(掘り出し物もある)、買いたい本は電子版で買うことが多くなりました。ただ、読みやすさという点に限ると、実際の本が勝る点もありますので、本によってWEB版にするか現物にするかは使い分けています。でも、無暗に本棚が埋まり続けていくことはなくなりました。

新聞― サラリーマンとしてある意味必携の、日経電子版を利用しています。画面が12.9インチの大きな画面は、新聞の紙面をそのままの形式で見たとき、威力が発揮されます。紙面全体を視覚的にとらえることができるので、記事の取り扱いの大きさや構成が把握できますし、また、記事の読み落としが少なくなりました。目への負担もなく、読みにくければ拡大できますし、スワイプしてさらさら紙面をめくれるので、慣れれば一気に斜め読みできます(5分もあれば)。また、あらかじめ設定したキーワードで関連ある記事は色付けされていたりと、iPadで見る限りにおいては、WEB版より使いやすいです。実際使ってみて改めて『実感』しました。

雑誌― 楽天ブックス(月額 円)を利用しています。この金額で、おそるべき種類、多種多様なジャンルが網羅されていて、膨大なコンテンツを、ダウンロードして読むことができます(一部、実際の本とはことなることや、記載がないページもあります)。そして、およそ想像しなかった(このアプリがなければ絶対に目にすることはなかった)雑誌のジャンルを発見したりして、好奇心が刺激されます。雑誌を買うことは、ほぼなくなりました。

音楽― 専ら、iTunesストアを利用しています。スピーカーがいいので、雰囲気が出て楽しめます。

オンラインのコミュニケーションー Zoomを利用しています。

日記ー 僕は、20年近く『食べたもの』を手帳に記し、日記としてきたのですが、昨年から、Goodnotesというアプリを使ってデジタル日記に切り替えました。写真も貼れるので、良い記録になります。

メモ(仕事もそれ以外も)ー ペンシルでメモを取るのですが、さまざまなシーンで利用しています。PDFへの書き込み、スクショした地図や写真への書き込みもできます。

LINE(通話も)ー 携帯を忘れても、通話可能です。

アップルペンシルについてーこのペンシルの書き味は素晴らしいです。タイムラグは感じませんし、尖った鉛筆よりも小さい字が書けます。

 その他の利用については、株やビットコインの売買やラジオなど、今や利用できるソフト(アプリなど)は無数にありますから、あげればキリがないくらいです。

 いいことばかり書いてきましたので、課題というか改善してほしい点なども述べなければなりませんが、ほとんどありません。強いてあげれば、『少し重い』と感じます。しかし、これは12.9インチの最も画面の大きいものを選んだこととの引き換えでもありますし、メリットのほうが大きいと考えています。

 ただ、”ないものねだり”は人の性で、枕もとでKindleで読書したりしていると、すぐ手が疲れてきます。やはり重いことは重いので、これがもっと軽くなれば、とは思うものの、これほど便利なものがさらに軽くなり、弱点を克服していくことを想像すると、”進化とは何と恐ろしいのか”、と、また余計なことを考えてしまう…、それほど、このiPadは素晴らしいのです。

 PCとの比較において、僕の感想(特に専門知識はない平凡なサラリーマンの感想です)ですが、①使い勝手の良さ、②携帯性、③レスポンスの良さに関して、軍配は明らかにiPadにあがります。

ただ、PCを使うシチュエーションや意味がなくなるかというと、全くそういうことではなく、Excel、Word、PowerPointなどで、若干、緻密な資料を作るとき(仕事や、家計簿とか)については、PCで行っています。Excel、Word、PowerPointは、いずれも熟成の域で優れていますし、加えて、WindowsPCとの相性は抜群です。ですので、この比較の大部分はiPadの領分においての比較であり、結果は当然のものだったのかもしれません。また、PCは、その性能という点ではiPadをはるかに凌駕するものもあるわけで、そもそも比較するものではないのかもしれません。

 それにしても、いかがでしょうか。

 iPadPro、僕の一人暮らしの、頼りになる大きな相棒です。

Apr,18,2021

 

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iPad Pro(アイパッドプロ)” に対して1件のコメントがあります。

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