ブルーバックスの科学手帳(おすすめ!)
ブルーバックスと言えば講談社の新書版の科学シリーズですが、僕は中学生のころからこのシリーズの大ファンで、お気に入りの愛読書もかなりあります。引っ越し等でなくしてしまった本など、今も何冊も買いなおしています。
1963年に創刊されており、2,000点を超えるシリーズです(ウィキペディア)。
大きな本屋にはブルーバックスコーナーがあり、文字通り清々しいブルーの背表紙の新書がずらりと並んでいます。
ちなみにシリーズ中の発行部数ベスト10が、ウィキペディアに記載されていましたが、僕の持っている本が3冊ランクインしていました。
いずれも著者は都築卓司さんで、『四次元の世界』、『パズル・物理入門』、『マックスウェルの悪魔』の3冊です。僕は都築卓司さんのファンでもあり、その3冊のほかにも『不確定性原理』、『タイムマシンの話』など数冊持っています。
すべて素晴らしい本でした。
本屋でブルーバックスのコーナーを見るたび、SF小説と都築さんのブルーバックスを読んでいた中学時代を懐かしく思い出します。
そのブルーバックスシリーズから販売されている『科学手帳』という手帳があります。
見開き一週間の通常の手帳ですが、後半が約60ページにわたる『資料編』となっており、
「物理・化学編」、「天文・宇宙編」、「地学編」、「生物学編」、「数学編」、「単位・物理定数」、「単位換算表」と、科学全般の内容に加え、「オリンピックに関する(記録の)データ」や、ノーベル賞受賞者一覧と、かなり充実した内容です。
それだけにはとどまりません、手帳には二十四節気はいわずもがな、その日に起こった科学に関するできごと(例えば6月30日であれば『アインシュタインが特殊相対性理論を発表』など)が記載され、一週間の見開きページの冒頭には『数学の公式や関数』、そして、これが僕は一番重宝しているのですが、週初めの月曜日の欄に『日出と日没時刻』が載せられているのです。
一週間見開きページの右半分はメモ用で、方眼になっています。紙質もよく、万年筆で書いても全くと言っていいほど裏映りしません。
予定を書き込むたび、なんと素晴らしい手帳だろうか、としみじみ感じ入っています。
一冊 1,100円、内容を考えればとても”お買い得”だと僕は思います。
(2024年版は、一冊1,210円に値上がりしておりました。経済成長しているんですね!)
Jun,23,2021