想い出のスクリーン(八神純子)
『想い出のスクリーン』
1979年の八神純子さんの楽曲、じーんと心に響くいい曲です。
しばらく前、昔の曲をYouTubeで観たりiTunesで買いまくっていた時、八神さんの『みずいろの雨』と『想い出のスクリーン』をもう一度聴いてみたくなり、その2曲を購入しました。
1979年といえば、僕は中学生で、村上春樹さん風にいえば
『やれやれ、もう40年も前のことじゃないか、』
ということになりますが、実は八神純子さんが好きで、彼女が出ているテレビの歌番組、『夜のヒットスタジオ』や『ザ・ベストテン』などを、家族に対しては平静を装いながら、しかし心の内ではそわそわしながら観ていたのを懐かしく思い出しました。
そのころ、学校で、僕の前の席に八神純子さんによく似た女の子が座っていました。
別に僕が特にその女の子とどうということはありませんでしたが、ふっくらとした頬の、色白の素敵な女の子でした。
僕は大ヒットした『みずいろの雨』は大好きでしたが、今は『想い出のスクリーン』の方が心に響くような気がして、会社の帰り道によく聴いています。
ー愛しているのなら、愛していると言葉にすればよかったー
まあ、確かにそうなのかもしれませんが、そうできなかったからこそ、想い出はいつまでも美しいのかもしれません。
ところでその女の子、今はどうしているのでしょう?
May,16,2021